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| 作者 | 金子 哲 | |
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| 学校名 | 神戸芸術工科大学 | |
| 使用アイテム | リベットバー、"パーメックス" | |
| 作品コンセプト | 繋がるもの | |
| 作品解説 | ある一つのパターンをリベットバーを使用し組合せ、繋げていくことによって構成される服を制作してみました。リベットバーを用いたことにより、無縫製での服が実現しました。 | |
| 受賞コメント | 嬉しいです。「今あるのは過去からのつながりである」と日常感じており、「つながり」をリベットバーで表現しました。パーツをひとつずつ作るところから始めたのですが、それらを組み合わせ、美しいシルエットに仕上げるのが大変でしたが、楽しい作業でした。 来年こそは是非グランプリを目指します! |
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| 作者 | 野村 歩 | |
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| 学校名 | 文化服装学院 | |
| 使用アイテム | "エバーブライト"、アイレットワッシャー | |
| 作品コンセプト | globe catch a globe | |
| 作品解説 | グローブとグローブ型のバッグをチェーンで繋げて持ちます。 ショルダー以外にもクラッチ、ウエストバッグなど多様な持ち方ができます。 様々な用途のポケットがついた機能的なバッグです。 |
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| 受賞コメント | 作品として表現するにあたって、ボクシンググローブを借りて、本物に近づけるよう努力しました。自分の思うとおりの作品を最後まで楽しく作ることが目標だったので、それが達成できて満足していますし、元々ファスナーが好きなので、たくさん使えたことも嬉しかったです。 |
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| 木下 美伽 | 今年はアパレル部門のレベルがぐんと上がっている気がします。それと対比して、ファッショングッズ部門のパワーが感じられなかったのがさみしかったです。 「かわいい」や「媚びた」アイデアに走っていないでしょうか?もう少しリアルに真面目に、プロさえうなる作品に再チャレンジして頂ければ楽しみです。 |
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| 城島 禎 | レベルが全体的に上がっていて楽しかったです。例年はファスナーなどで洋服が変化したり、いろいろなところにファスナーがついているといったものが多いのですが、今年はそういった作品よりも、きれいな作品が多く感動しております。 ファッショングッズ部門はもう少しオリジナリティがあるものを見たかったです。今後も両部門には「オリジナリティ」に期待しております。今までの作品にとらわれず、自分の作りたいものを作ってください。 |
| 藤田 恭一 | YKKの商品を使うことによって、洋服がより自然に見えている、デザインの中で消化しきれているのが好印象でした。 ファッショングッズ部門については、昨年までの踏襲型の作品が多かったように見受けられましたので、次回の課題にした方がよいと思います。 アパレル部門は新しい試みも多くのびのびしていました。 |
| 小泉 忍 | 「chain of events」は 金属のアイテムを多用しているのに、重くなくて、すっきりとエレガンスにしているところを評価しました。 ラインやシルエットも計算されており、この技法やテクニックはこの作品に限らず、デザインの幅を広げ、アイテムの応用としての可能性を感じます。 「Colored anthem...」は技術的にも素晴らしい作品ですが、シルエットや素材の使い方、ファスナーやボールチェーンの色なども全体的にバランスのつかみ方が上手い作品だと思います。 |
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| 三原 英詳 | ファッショングッズ部門は、アパレル部門とのレベルの差が感じられ、残念でした。 みなさんの「オリジナリティ」というものの考え方や価値観が少しずれているのではないでしょうか。ただ形が面白いものや目立つものなどが多く、コンセプトやプロセスがこちらに伝わってこない、形だけでしか表現できていないものが多く見受けられました。技術やテクニックはすごいのに、リアリティを感じることができませんでした。 その中で、「globe bag」 は形だけで見せているだけでなく、機能性も備え、縫製も丁寧でした。非現実的な作品ではなく、きちんと使えるものであり、素材感もあるので評価できました。 「Colored anthem...」は作成のプロセスが感じられる作品でした。 今のトレンド(=刺繍)にはまっているのも素晴らしい。時代感を感じさせてくれました。 |
| 山下 隆生 | (1)自分のメッセージを発信しているもの (2)こんな時代だからこそ「未来に対して夢のある」情報が詰まっているもの (3)時代の流れや実際の機能性を備えたもの 以上の3点を踏まえて審査しました。 「finding fastener」 は、本物のファスナーが1本だけというシンプルな作品ですが、ファスナーの務歯を本物に近づけるためのプリントの実験などプロセスがみえるなど、開発の過程がみえ、クオリティが高い作品でした。 「Colored anthem...」はメッセージがインターナショナルであること、何より、素材のオリジナリティ(=ニット)が素晴らしく、ファスナーの色とニットの色もコーディネートされており、ほぼ満点の作品でした。手作業で、ひとつひとつを作り上げているプロセスがわかりますし、そして付属に負けない素材を選んでいました。 |
応募数:6,406 / 参加校:87 / 入選:30
審査員:木下 美伽(ファッションデザイナー)、小泉 忍さん(ファッションデザイナー)、城島 禎(ファッションデザイナー)、藤田 恭一(ファッションデザイナー)、三原 英詳(ファッションデザイナー)、山下 隆生(ファッションデザイナー)、吉田 忠裕(YKK株式会社 代表取締役社長)
受賞作品をご覧になりたい方は、下記までご連絡ください。
お問い合わせ:03-5604-6468 YKKファスニングアワード事務局
※" "内はYKK株式会社またはYKKスナップファスナー株式会社の出願・登録商標です。
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