ガバナンス Governance

リスクマネジメント/知的財産の保護

YKKグループは社会的責任を果たすための基盤を整備し、企業価値向上を目指して取り組んでいます。

基本的な考え方

以下の方針に則り、リスクマネジメントに取り組んでいます。

リスクマネジメント方針

リスク水準を積極的にコントロールし、各種企業リスクを予防することによって、人的・物的・その他の経営資源の損失を低減もしくは回避し、有事においては被害ならびに損害を最小限にとどめるよう、グループ全体でリスクマネジメントを推進し、企業価値を向上させる。

リスクマネジメント体制

CRO(最高リスクマネジメント責任者)を任命し、品質委員会、貿易管理委員会、危機管理委員会、技術資産管理委員会、情報セキュリティ委員会の各種委員会を設置し、規定の整備とその運用を図っています。

事業継続計画(BCP)

大規模な被害が想定されるリスクに対して、各社で事業継続計画(BCP)を策定し、経営資源への影響を最小限に抑え、事業が継続できる体制の構築に取り組んでいます。尚、事業継続計画の策定にあたっては、以下の基本方針に基づいています。

YKKグループ 事業継続計画の基本方針
  1. 1社員及び全ての関係者の生命の安全確保を最優先に考えます。
  2. 2災害復旧と二次災害の防止に努めます。
  3. 3社会的責務を認識し、被災地域の復興に貢献します。
  4. 4お客様、取引先のニーズに応え、製品供給の継続に全力を尽くします。

情報セキュリティ

保有する秘密情報や個人情報に関して、情報漏洩による競争力の低下や紛争を未然に防止し、企業としての持続的成長と社会的責任を果たすことを基本的な考えとしています。そのために、情報管理のルール整備や適切な運用管理と改善を継続的に実施し、情報セキュリティの維持・向上を図っています。

知的財産の保護

事業活動の一環として、知的財産活動を推進しています。
日本をはじめ世界中の開発拠点で創出された発明は、知的財産部門によって最適な知財保護が図られ、それらにより、お客様が常に安心して私たちの商品をご使用頂けるような環境づくりを目指します。また、知的財産権の侵害者に対しては断固たる姿勢で臨むと同時に、他社の権利についても最大限に尊重します。