トップメッセージ
YKKグループのめざすこと
『Prosper Together for a Sustainable Future「持続可能な未来へ、共に発展」』

YKKグループは、YKK精神『善の巡環』と経営理念『更なるCORPORATE VALUEを求めて』、そして「失敗しても成功せよ/信じて任せる」「品質にこだわり続ける」「一点の曇りなき信用」という『コアバリュー』を常に大切に事業を展開してきました。1959年には初の海外進出を果たし、今では約70カ国/地域で事業展開するグローバル企業として、そして多様な人財が活躍するダイバーシティ企業として歩み続けています。
近年は、気候変動や生物多様性の減少といった環境問題やエネルギー問題、また経済格差や人権問題などの社会問題が世界各地で深刻化し、事業環境が地球規模で大きく揺れ動いています。同時に、顧客のグローバル化に伴い、商品の種類や質のみならず納期やコストの面でも多種多様なニーズへの対応が求められるようになりました。このような中、私たちは「サステナビリティ」を経営の根幹に据え、事業を日々進化させることで、課題に立ち向かっています。
2025年度スタートの第7次中期事業方針において、ファスニング事業では「ONE YKK」をテーマに掲げ、社員や各事業会社の「個の力」を最大限発揮することで、より全体を強くし、全社一丸となって事業を推進しています。そして、社員エンゲージメントを高め、誰もがやる気と誇りと自信を持って楽しく仕事ができる「ONE YKK」であり続けたいと思います。AP事業では、省施工・省エネなどに関する社会課題の解決や生活の質向上に寄与する商品・技術開発、環境配慮型商品の開発により、社会価値創造に取り組みます。
顧客、取引先、地域社会など、マルチステークホルダーとの共存共栄を経営の根幹に置き、より良い信頼関係を築き、共に発展していく。YKKはその未来像に向けて、たゆまぬ挑戦を続けていきます。
YKK株式会社 代表取締役社長 松嶋 耕一