審査員紹介

坂口 英明
デザイナー/モデリスト
1973 年生まれ。法政大学工学部建築学科にてアーキテクチャー、インテリアデザイン専攻。またパターンメイキングスクールにてパターンメイキング、縫製を学ぶ。デザイナーズメゾンを経て2002年自身のレーベル“JELLY GARCIA premium wear”をスタート。
2009年"The Dress & Co. HIDEAKI SAKAGUCHI"と改め海外展で高い評価を受け、東京コレクションに参加。NEW YORK,PARISで展示会、TOKYOでショー形式にて11シーズンコレクションを発表。同時に様々な企業、ブランドとのコラボレーションやデザイン契約を展開し、2014年同社を退社。
新たにデザインとディレクション、パターンメイキングをフリーランスで行う坂口英明事務所を設立し、2015SSよりオリジナルレーベル<Mannequins JAPON>(マヌカンズジャポン)をスタート。
舘鼻 則孝
アーティスト
1985年生まれ。2010年、東京藝術大学美術学部工芸科染織専攻卒。シュタイナー教育の人形作家である母の影響で、幼少期から手でものをつくることを覚える。大学在学中は、明治期の文明開化を中心とした西洋化する日本について研究。代表作であるヒールレスシューズは、花魁の高下駄から着想を得て創作された現代日本のファッションとして世界で知られている。2016年3月、パリのカルティエ現代美術財団で文楽公演を開催するなど、アート・ファッションの枠にとらわれない、多様な活動を行なっている。
廣川 玉枝
デザイナー
2006年「SOMA DESIGN」を設立。同時にブランド「SOMARTA」を立ち上げ東京コレクションに参加。第25回毎日ファッション大賞新人賞・資生堂奨励賞受賞。単独個展「廣川玉枝展 身体の系譜」の他Canon[NEOREAL]展/ TOYOTA [iQ×SOMARTA MICROCOSMOS]展/ YAMAHA MOTOR DESIGN [02Gen-Taurs]など企業コラボレーション作品を多数手がける。
2017年SOMARTAのシグニチャーアイテム”Skin Series”がMoMAに収蔵され話題を呼ぶ。2018年WIRED Audi INNOVATION AWARDを受賞。2021年東京オリンピックの表彰台ジャケットをアシックスと共同開発。同年、大分県別府市の招聘アーティストとして芸術祭『廣川玉枝 in BEPPU』を開催、市民とともに新たな祭を発表。
藤田 恭一
デザイナー
1960年7月1日、東京都生まれ。
1981年、桑沢デザイン研究所ドレス研究科を卒業後、イッセイ・ミヤケに入社。
1993年、イッセイ・ミヤケを退社し独立。
1994年、「ギルド」を設立。「kyoichi fujita」を発表、東京コレクションに初参加。
1997年、有限会社「ギルドエフ」を設立。
1999年9月、第17回毎日ファッション大賞新人賞資生堂奨励賞を受賞。
現在、ピエール・カルダンのクリーティブディレクターを務める。
他に企業プロジェクトや百貨店VMDなどのディレクション、国内外のブランディングに携わる。
村上 要
「WWDJAPAN」編集長
1977年7月7日生まれ。東北大学教育学部卒業後、地元の静岡新聞社で社会部記者を務める。退職後、ニューヨーク州立ファッション工科大学(F.I.T.)でファッション・ジャーナリズムを含むファッション・コミュニケーションを専攻。2度目の大学卒業後、現地でのファッション誌アシスタントを経て帰国。タイアップ制作、「WWDビューティ」デスク、「WWDモバイル」デスク、「ファッションニュース」編集長、「WWDJAPAN.com」編集長を経て、2021年4月から現職。信じているのは、「社会はファッションを変え、ファッションは社会を変えうる」。信条は「ストレスレス」「受け流す」「フワッと生きる」。最近考えているのは、「コンテンツのコンテクスト化」と「コンテンツを収めた器としてのメディアデザイン」。特技はiPhoneでの高速原稿作成と、早食い&シエスタ、定時退社。退社後は家の近所のジムに通い、“ジム友”のオジさんやお姉さま(笑)と交流するのがスキ。毎シーズン洋服に費やす予算は、7ケタ台に突入(苦笑)。業界の外から見ても「ファッションって、楽しそうだね~」と思ってもらえる洋服をオーダーする傾向アリ。その“ファッションバカ”なカンジは、インスタグラム(@1977kaname)をご覧ください!
村手 謙介
アーバンリサーチ クリエイティブディレクター
1979年生まれ。愛知県岡崎市出身。学生時代に大阪のアーバンリサーチに勤務。
アーバンリサーチの東京初出店を機に、東京へと転勤し、店長を経てバイヤーに就任。バイイングの傍ら、世界各国のブランドとのコラボを企画し、さらにニューヨークで話題のFREEMANS SPORTING CLUBの日本立ち上げに参画するなど多岐に渡った事業に携わる。
現在は統括バイヤー、ディレクターを得て、全社のクリエイティブディレクターを務めるアーバンリサーチのエース的存在。趣味は野球。バイヤーは身体が資本をモットーに、出張先では必ず毎朝ランニングを日課とするスポーツマン。
厳選された「逸品の一品」を集めるという、セレクトショップの原点回帰とも云えるプロジェクト「URBAN RESEARCH BUYERS SELECT」を中心となって展開中。
大谷 裕明
YKK株式会社 代表取締役社長