前沢ガーデン® 桜花園
桜は、春を象徴する花として、万葉の昔から人々に愛され、親しまれてきました。
黒部市においても1997年に黒部まちづくり協議会が設立され、「美しい自然の中で桜が咲き誇るように黒部をはなのあるまちにしたい」という思いを込め、 黒部市民がメンバーとなったサクラワークショップが発足し、「いつか桜の下で」を合言葉に桜の1万本植樹運動に取り組んでいます。
この運動に賛同し、当社が保有する黒部市の前沢ガーデン®にこの度、桜の庭園「桜花園」を造成しました。
園内には時間を追って長く桜の花を観賞できるよう、開花時期が異なる75本の桜を植樹しました。桜越しに残雪の立山連峰が一望できる風景をお楽しみください。
2008年4月
YKK株式会社
桜花園について
桜花園には、黒部に由来するサクラの自生種であるヤマザクラやエドヒガンを主体に、前沢ガーデン®向こうの谷のサクラ群と呼応するようなシダレザクラや、入口付近には早い春の訪れを告げるヨウコウが、アクセントとして植えられています。また、以前からある八重桜が1本保存されています。
海と山に恵まれた黒部の豊かな自然を、サクラを通して体感できるよう、園内の要素や配置には様々な工夫が凝らされています。雄大な黒部の自然と繊細なサクラの織りなす多彩な表情を、ゆっくりと散策しながらお楽しみください。
設計者/ 杉浦 榮
S2 Design and Planning 代表
サクラの楽しみ方
- (1)花見縁側
細長い縁側のような空間です。ベンチに座り、すだれのように立つ杉材の間からサクラを眺めてください。
- (2)花見水盤
地中から湧き出た清廉な水面に揺らぐ花びらの様子や、映りこむ空とサクラの表情を楽しんでください。
- (3)花見壕
敷地で掘り出した川石で仕上げた壕に腰掛け、サクラを見上げてみてください。
- (4)花見石
石に座ったりもたれかかったりして、サクラを眺めてください。石は頂部がそろい、地形によってその高さが徐々に違っています。
- (5)八重桜
以前から敷地に咲いていた八重桜が保存されています。
- (6)花見台
高台から、立山連峰を背景にしたサクラを楽しんでください。花見台は黒部を代表する山、僧ヶ岳の方向を示しています。
- (7)花見階段
園内の上下を結ぶ階段は、その延長上に立山連峰と富山湾があり、シダレザクラが花見道へと誘います。
- (8)花見道
杉林を抜けると、対岸のシダレザクラや前沢ガーデン®ハウス前のヤマサクラなどを眺めることが出来ます。
アクセス
- あいの風とやま鉄道黒部駅より車で約7分
- 北陸自動車道黒部I.Cより車で約20分
- 黒部宇奈月温泉駅より車で約20分
- 開園期間
2024年3月31日(日)~4月14日(日)
- 開園時間
-
9:00~17:00(16:30までに入園ください)
- ※4月6日(土)桜まつり準備のため閉園
4月7日(日)桜まつりのため12時開園、16時閉園とします。
- ※4月6日(土)桜まつり準備のため閉園
- 入園料
-
無料
- ※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、桜まつりは規模を縮小して開催させていただきます。
- ※期間中「フォト&俳句コンクール」を実施いたします。
園内に置いてある専用用紙にてご応募ください。入賞作品は北日本新聞紙面にて紹介します。
たくさんのご応募お待ちしています。 - ※桜花園の一般公開については、状況により変更する場合がございます。
あらかじめご了承ください。
- 園内での飲酒、喫煙はご遠慮ください。
- ペットを連れての入園、自転車の乗り入れはご遠慮ください。
- ごみは各自お持ち帰りください。
- 他の人の迷惑になるような行為はやめましょう。
- 施設や植物を大切にしましょう。
- 駐車場が限られていますので、相乗りでの来園にご協力ください。
- 新型コロナウィルス感染拡大防止のため、マスク着用及び手指消毒にご協力ください。