YKKが4年連続最高評価 CDP「サプライヤーエンゲージメント・リーダー」に選定
2026年05月19日
YKK株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松嶋耕一、以下YKK)は、国際環境非営利団体CDP(※1)による2025年度の「サプライヤーエンゲージメント評価(※2)」において4年連続で、最高評価の「サプライヤーエンゲージメント・リーダー」に選定されました。
この度の選定は、YKKがサプライチェーン全体での温室効果ガス排出量削減に向け、ガバナンス体制および目標の明確化、またサプライヤーと連携した温室効果ガス排出削減の取り組みを通じ、グローバルリーダーとして実効性ある仕組みを構築してきた点が評価されたと捉えております。
またYKKは、2025年12月に、同じくCDPによる2025年度の「気候変動」に関する調査において、3年連続で最高評価の「Aリスト」に選定されております。今後も「SBTイニシアティブ」により認定されたネットゼロ目標に向け、気候変動への取り組みと透明な情報開示を継続してまいります。
■YKK株式会社 常務執行役員 調達・ロジスティクス室長 青木 孝之コメント
2020年10月に「YKKサステナビリティビジョン2050」を策定して以降、目標実現に向けて様々な取組みを進めています。YKK精神「善の巡環ー他人の利益を図らずして自らの繁栄はないー」という理念のもと、温室効果ガス削減に向けた自社での活動に加え、サプライヤーの皆様とも連携し、エンゲージメント活動を通じた世界規模での削減に貢献できるよう取組みを推進しています。
具体的には、弊社は共通のビジョンをお持ちの戦略的パートナーとともに、将来の削減効果拡大を目指した生産能力増強やグローバルへの供給、また第三者検証を実施したLCA値(※3)の提示に関する対話等を通じ、実効性ある温室効果ガス削減の仕組みづくりを進めています。今後もサプライヤーの皆様との協働を深化させ、環境負荷低減と持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

- ※1CDP:企業や自治体の環境情報開示のための世界的なシステムを有する国際的な非営利団体。2000年の設立以来、資本市場と企業の購買力を活用することで、企業が環境影響を開示し、温室効果ガスを削減し、水資源や森林を保護することを促進する取組みを先導している。環境活動に関する質問書を企業に送り、その回答内容について分析・評価を行っている。CDPを通じてデータを開示する企業の数は増加傾向にあり、2025年は全世界で22,100社を超える企業が環境データの開示をしている。
- ※2サプライヤーエンゲージメント評価:CDP気候変動質問書に回答し、気候変動スコアに加えて、サプライヤーと協働したCO2排出量削減の取組みにて最高評価を受けた企業が「サプライヤーエンゲージメント・リーダー」に選定される。
「サプライヤーエンゲージメント・リーダー」選定企業一覧は以下をご覧ください。 - ※3製品・プロセスのライフサイクル全体(原料採取、生産、消費および廃棄)における環境負荷と潜在的影響を調査する手法。参照基準はISO14040、14044。
■「YKKサステナビリティビジョン2050」と達成状況
2050年までに「気候中立」と「自然との共生」の実現を達成するためのYKK株式会社の持続可能性目標。「気候」「資源」「水」「化学物質」「人権」の5つのテーマと、関連する10項目のSDGsの達成にむけて取り組むとともに、YKK統合報告書「This is YKK」にて、毎年その達成状況を開示しています。
■YKK精神「善の巡環」とサステナビリティ
YKKは、本業を通じた持続可能な社会の構築・実現を常に追求し続けています。こうした企業活動のすべての根幹にあるのがYKK創業者 𠮷田忠雄の企業精神「善の巡環」です。「他人の利益を図らずして自らの繁栄はない」という思想は、社会や顧客・関連業界、そして社員と共に栄え続けようとするYKKの企業精神を鮮明に表しており、サステナビリティと非常に親和性の高い考え方であると捉えています。
𠮷田忠雄は、この企業精神の本質を、さまざまな言葉によって繰り返し社員に伝えてきました。「善の巡環」につながる「事業とは橋を架けるようなもの」と説いた言葉は、社会全体の利益を図らない限り、自らの繁栄もないという、SDGsの考え方に通じます。「清らかな湧き水のごときものづくり」「工夫で活かせばゴミも立派な資源に」という言葉は、環境配慮につながり、「大樹より森林の強さを」という言葉は、人権と個性への尊重につながります。創業者の言葉が話された当時と今とでは状況や背景は大きく異なりますが、創業者の時代から、サステナビリティと親和性の高い思想が経営の根幹にあり、80年以上たった今の時代においてもそれは継承され続けています。