NATULON® シリーズのファスナー グローバルでの販売比率50%突破 ~ファスニング商品の繊維材料を100%持続可能素材に向けて~
2026年04月20日
YKK株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松嶋耕一、以下YKK)は、テープ部分に再生材を活用したNATULON® シリーズのファスナーについて、グローバル販売比率が50%を突破したことをお知らせします。YKKでは2021年度から本格的に切り替えを進め、多くのお客様に賛同いただきながら、2025年度末時点には56%に到達しました。
YKKは限りある資源を有効に活かすものづくりを長年にわたり実践してきた中で、NATULON® は1994年に取り組みを本格的に開始しました。NATULON® は、品質や機能性を損なうことなく再生材を活用したファスナーとして、「サステナビリティビジョン2050」に掲げる「資源」分野の取り組みを、商品というかたちで具体化しています。
衣料品製造のサプライチェーン全体で環境負荷低減が業界共通の課題となる中、NATULON® はテープ部分に廃棄物由来の再生材を用いて製造されています。こうした再生材の活用は、新規石油由来資源の使用低減に寄与するための取り組みの一つです。また、ファスナー製造時における環境負荷(LCA)数値において、No.3止20cmのNATULON® コイルファスナーは、通常のYKKコイルファスナーと比較して温室効果ガス(GHG)を約19.6%削減することが示されています。
切り替え開始前の2019年度時点では販売量全体の3%にとどまっていましたが、2020年度に「サステナビリティビジョン2050」のもと、繊維材料の持続可能素材化に向けた目標をYKK自ら掲げ、その実現に向けてグローバルでの切り替えを本格的に進めてきました。素材の切り替えだけでなく、世界中で安定した供給体制と一貫した品質を両立させながら展開してきたことで、現在のグローバルでの切り替え拡大へとつながっています。


(英語版) NATULON Series_en.pdf
社会や次世代にとって何が望ましいかを考え、自ら新しい価値を創造する-YKK精神「善の巡環」は、そうした考えを大切にしています。この精神のもと、YKKは、ものづくりを通じてよりよい未来につながることを模索してきました。今回のNATULON® シリーズのファスナー販売比率50%突破は、これまで積み重ねてきた取り組みを次の段階へとつなぐものです。YKKは、環境配慮型商品の提供を通じ、持続可能な社会の実現に向けた挑戦を続けていきます。
■YKK株式会社 常務執行役員 営業本部 商品戦略部長 佐藤 靖浩コメント
世界中のYKK社員が一丸となり高い目標を持って切り替えを進めたことで、この大きな成果につながりました。今後もNATULON® シリーズのファスナー販売比率をさらに高めていくとともに、ガーメントと一緒にリサイクルしやすいファスナーの開発など、衣類が循環する社会を目指します。“部材メーカー”を超えた“真のサステナブルパートナー”として、お客様とともに循環型経済の実現に挑戦していきます。
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-後編- : https://ykkdigitalshowroom.com/jp/article/1114/
