経済産業省が推進する「オレンジイノベーション・アワード2024」でYKKが最優秀賞を受賞 ~認知症当事者とともに「誰でも開け閉めがしやすいファスナー」の商品開発が評価される~

2025年02月20日

 YKK株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大谷裕明、以下YKK)は、2月19日に認知症イノベーションアライアンスワーキンググループ事務局(経済産業省)が主催するオレンジイノベーション・アワードにて最優秀賞を受賞しました。

 「オレンジイノベーション・アワード2024」は、認知症の人とともに、生活課題解決や、やりたいことの実現の助けとなる製品・サービスの開発が様々な業界・領域にて推進され、「当事者参画型開発」の認知が拡がり、共生社会が実現されることを目指したものです。受賞の対象は認知症の人との共創のプロセスを重視して開発されたユーザーフレンドリーな製品やサービス、また、当事者参画型開発の中で実践されている活動・取組です。

 YKKは、「誰でも開け閉めがしやすいファスナー」を認知症当事者に触れていただき、対話を通じて開発・改良を行う「当事者参画型開発」を進めてまいりました。認知症当事者の声をもとに多世代への展開を目指している点や、マグネットの磁力により開具が引き合うファスナーであるclick-TRAK® Magneticをはじめとする複数種類の製品サンプルを準備し、多様な当事者とともに開発を進めている点が評価されました。
 なお表彰式は3月5日に開催される予定です。
 YKKはこれからも小さな商品であるファスニング商品によって誰もが暮らしやすい社会づくりのお役に立てるようにいたします。

■ 経済産業省ウェブサイト「オレンジイノベーション・アワード2024」について