YKK不動産 富山県と「県産材の利用に関する建築物木材利用促進協定」を締結

2023年09月22日

 YKK不動産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:志水宏朗)は、富山県黒部市で整備を進めるパッシブタウン第5期街区※1の建設にあたり、本日、富山県と「県産材の利用に関する建築物木材利用促進協定」を締結しました。本協定は、2021年10月1日に施行された「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」において創設された協定制度であり、富山県が本協定を締結するのは初めてとなります。

<本協定の構想>
・YKK不動産が黒部市において整備しているパッシブタウン第5期街区の建築物に県産材を積極的に活用することにより、2050年カーボンニュートラルの実現や地域山村の活性化に貢献していく。
・合法伐採木材等の流通及び利用の促進に関する法律(以下、クリーンウッド法)に規定された合法伐採木材等の利用を促進することにより、SDGsに貢献していく。

<YKK不動産の構想の達成にむけた取組>
・第5期街区の建築物に約1,450m3(製材)の富山県産材を活用する。
・クリーンウッド法に基づく登録木材関連事業者により合法性が確認された木材を利用する。
・県産材を含む木材利用の意義やメリットなどについて積極的に情報発信する。

<構想達成のための富山県による支援>
・木造建築に関する技術的助言や木材調達などの情報支援を行う。
・本協定に基づくYKK不動産の取組を優良事例として積極的に広報する。

<協定の有効期間>
・2023年9月22日から2025年3月31日までとする。

 なお、YKK不動産では、「伐(き)って、使って、植えて、育てる」という森林資源循環サイクルの一助となるよう、明日9月23日(土)、第5期街区建設用に木材を調達した新川地域の伐採跡地において、「優良無花粉スギ 立山 森の輝き」の苗木200本を植林します。

別紙.pdf
パッシブタウンの概要については、別紙をご確認ください。

※1 パッシブタウン第5期街区建築計画概要
https://www.ykk.co.jp/japanese/corporate/g_news/2021/20211202.html