あいの風とやま鉄道 生地駅周辺活性化への取り組み I-TOWN第1期94戸が竣工

2023年03月27日

 YKK不動産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小林聖子)は、あいの風とやま鉄道生地駅周辺で2022年4月より建設を進めてきたI-TOWN(第1期94戸)の竣工式を、本日、地域代表の皆さまや工事関係者ご列席のもと執り行いました。
 I-TOWNは建築家 竹内昌義氏の設計で、YKK黒部事業所(富山県黒部市)に近接する生地駅周辺のまちづくりの一環として、同地域で整備を進めています。2024年までに全体で約270戸建設を予定しており、この度、第1期94戸が竣工しました。YKKグループは、本計画を進めるにあたり、近隣自治振興会が中心となって設立した※1 生地駅周辺活性化促進協議会に参画、黒部市とも連携して産官民共同で地域の活性化について検討をしてきました。引き続きI-TOWN整備計画を進め、地域や行政と連携して駅周辺の賑わいづくりに取り組み、地域社会に貢献していきます。

【I-TOWN ポイント】
① 快適と省エネを両立した健康配慮型の住居
・※2 HEAT20G2相当の躯体性能を実現、※3 BELS☆5取得を予定
・省エネ基準(2025年適合義務化)※4 Ua値0.87を上回るUa値0.39を実現
② 建築による脱炭素の取り組み
・木造建築によるCO2固定量は414.6t-CO2
・太陽光発電による年間のCO2削減量は84.7t-CO2
・富山県産木質チップ活用のバイオマスボイラーによる年間CO2削減量は114.0t-CO2
・太陽光発電による創エネと建築による消費エネルギー削減で住居棟ゼロエネルギーを実現
③ マイカーを保有しなくても移動に困らない地方都市でのモデルづくり
・黒部市内に点在するどの勤務地でも、徒歩または公共交通(バス)で通勤可能
・敷地内にシェアカー5台を設置し、公共交通(鉄道、バス)と併用できる移動手段を確保

※1生地駅周辺の3つの自治振興会(村椿・生地・大布施)と周辺企業、団体で構成される、「生地駅周辺のまちづくり」「生地駅及び周辺地域の公共交通の利便性向上」「生地駅周辺地域の振興」に取り組む協議会(2019年4月設立)。
※2 一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会が提案する住宅外皮水準
※3 建築物省エネルギー性能表示制度(Building-Housing Energy-efficiency Labeling Systemの略称)のこと。
※4 壁や窓など建築物の外皮を介して熱がどれくらい逃げやすいかを示す数値(低いほど断熱性能が高い)。

別紙.pdfI-TOWN 概要については別紙をご確認ください。

(ご参考) 一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会が提案する住宅外皮水準

http://heat20.jp/grade/