パッシブタウン 第1街区 日本建設業連合会 第61回BCS賞を受賞

2021年04月20日

 YKK不動産株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:小林聖子)が富山県黒部市にて整備を進めている※1パッシブタウンの第1街区が、一般社団法人日本建設業連合会が主催する、第61回※2BCS賞を受賞し、4月19日に東京都港区のThe Okura Tokyoにて表彰式が行われました。

 BCS賞は昭和35年(1960年)に、「優秀な建築物を作り出すためには、デザインだけでなく施工技術も重要であり、建築主、設計者、施工者の三者による理解と協力が必要である」という建築業協会の初代理事長竹中藤右衛門氏の発意により創設され、良好な建築資産の創出を図り、文化の進展と地球環境保全に寄与することを目的に、毎年国内の優秀な建築作品を表彰しています。

 第61回BCS賞には27都道府県から75件の応募があり、パッシブタウン第1街区は受賞した15作品の一つとして選出されました。計画段階でのワークショップなどによるコンセプトの具現化、周辺地域・環境との融合、自然条件や先進技術を活用したエネルギー消費の抑制、運用後のソフトや関係者を巻き込んだ活動による価値の向上などの取り組みにより魅力が高められている素晴らしい建築作品として受賞に至り、他の受賞作品と共に「デザインや機能が優れていることにとどまらず、建築文化の高まりを感じさせる意欲的な作品」と評価をいただきました。

※画像データはテキストリンクよりダウンロードいただけます。

※1 パッシブタウン (参考URL:https://www.passivetown.jp/concept)

自然エネルギーの活用など、パッシブデザインによる電力や化石燃料などのエネルギー消費を抑えた「まちづくり・住まいづくり」

※2 BCS

BCSは日本建設業連合会の前身団体の一つであり、本賞を創設した建築業協会の英語名の頭文字 (Building Contractors Society)。

別紙:参考資料