YKKがCDP「サプライヤー・エンゲージメント評価」において 最高評価の「サプライヤーエンゲージメント・リーダー」に選定

2023年03月15日

 YKK株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大谷裕明、以下YKK)は、国際環境非営利団体CDP)による2022年度の「CDP2022サプライヤー・エンゲージメント評価」において、最高評価の「サプライヤーエンゲージメント・リーダー」として選定されましたことをお知らせします。
 この度の選定は、YKKのサプライチェーン全体での温室効果ガス排出量を削減するためのガバナンスや目標、ならびに、サプライヤーと連携した温室効果ガス排出削減の取組み等が、グローバルリーダーにふさわしいと評価されたことによるものです。気候変動に関するサプライヤーへの働きかけについて評価された企業の上位8%が、この「サプライヤーエンゲージメント・リーダー」に選定され、YKKとしては初の選定となります。

 なお、202212月には、同じくCDPによる2022年度の気候変動に関する調査において、「Aマイナス」の評価を獲得しております。最高評価である「A」を目指し、引き続き、パリ協定の達成に向けた気候変動対応と透明な情報開示に取り組んでまいります。

YKK株式会社 執行役員 サステナビリティ推進室長 吉岡麻子コメント
 2020年10月に「YKKサステナビリティビジョン2050」を策定して以降、目標実現に向けて様々な取組みを進めています。YKK精神「善の巡環」-他人の利益を図らずして自らの繁栄はない-の理念の下、自社での取組みに加えて、進捗に関する情報を開示することや、サプライチェーン全体で温室効果ガスの排出削減に取り組むことも重要であると考えています。今回初めて獲得した「サプライヤー・エンゲージメント評価」における最高評価を次年度以降も継続できるよう、今後も事業活動・商品・技術を通じて、サステナビリティを推進することで、気候変動問題をはじめとした社会課題の解決や健全な地球環境の実現に貢献してまいります。

「サプライヤーエンゲージメント・リーダー」選定企業一覧は、以下をご覧ください。
Scoping out: Tracking nature across the supply chain - CDP(英文)
「サプライヤー・エンゲージメント評価(SER)」については、以下をご覧ください。
SER_Introduction_JPN_2022.pdf (cdp.net)

■「YKKサステナビリティビジョン2050」と達成状況
 2050年までに「気候中立」を達成するためのYKK株式会社の持続可能性目標。「気候」「資源」「水」「化学物質」「人権」の5つのテーマと、関連する10項目のSDGsの達成にむけて取り組むとともに、YKK統合報告書「This is YKK」にて、毎年その達成状況を開示しています。
https://www.ykk.co.jp/japanese/corporate/csr/eco/report/index.html

Carbon Disclosure Project(カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)。英国の慈善団体が管理する非政府組織(NGO)で、投資家、企業、国家、地域、都市が自らの環境影響を管理するためのグローバルな情報開示システムを運営。2000年の発足以来、グローバルな環境課題に関するエンゲージメント(働きかけ)の改善に努める。