I-TOWN 建設着工・計画概要について

2022年04月27日

 YKK不動産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小林聖子)は、本日I-TOWN建設予定地にて武隈義一黒部市長をはじめ地域代表の皆さまや工事関係者ご列席のもとで地鎮祭を執り行い、I-TOWNの新築工事に着手いたしました。
 I-TOWNは、YKK黒部事業所(富山県黒部市)に近接する、あいの風とやま鉄道生地駅周辺のまちづくりの一環として同地域に社有寮を整備する計画で、今回第1期街区として94戸の建設に着工しました。製造・開発の中核拠点である黒部事業所の近くに寮を整備することにより、マイカーに頼らなくても通勤が可能となる、将来の設備の連続稼働・夜間操業を支える基盤を構築します。
 尚、I-TOWNは今後も開発整備を続け、2024年までに全体で約270戸の建設を目指します。

【I-TOWN設計コンセプト】
 1) 周辺住宅と調和した低層住居による街並みの形成
  ・周辺の街並みに溶け込む地上2階建て分棟型の社有寮建設
  ・ゆとりある建物配置と公園のような広場の設置で景観を形成
 2) 地域とシェアする空間(アーケード・広場)を実現
  ・周辺と動線を繋げて地域の皆さまにも活用いただける、人の行き交いによる賑わい創出
 3) 食堂・温浴施設を有した共用棟の配置
  ・住戸に留まることなく寮生間の交流を促進する共用棟を計画
 4) 創エネと消費エネルギー削減によるゼロエネルギー実現を計画
  ・太陽光発電と富山県内より供給される木質チップ活用のバイオマスボイラーによる創エネ
  ・南面採光と高断熱高気密化による冷暖房負荷抑制で※HEAT20G2相当の躯体性能実現

・テキストリンクより画像データをダウンロードいただけます。
・I-TOWN第1期街区概要および設計者プロフィールについては別紙①②を参照下さい。

※一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会が提案する住宅外皮水準http://heat20.jp/grade/