ニュースリリース
2018年7月2日
ファスニング事業本部「ジャパンカンパニー」で日本市場や顧客要望への対応を強化
YKK株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大谷 裕明)は、ファスニング事業の第5次中期経営計画(2017~2020年度)において「更なる量的成長を目指して」を中期方針としています。中でも2018年度の取組み課題として「日本の成長戦略に基づく国内事業の再強化」を掲げており、顧客対応・サービス体制の強化を目指して、国内のファスニング事業を再編いたします。
- 1. YKK株式会社とYKKファスニングプロダクツ販売株式会社の合併について
- 日本市場では縫製産業の海外移転が進み、人口も減少する一方で、顧客要望は多様化・短納期化がますます進んでおります。このような中、日本市場や顧客要望への対応を強化するため、日本における製造・開発・販売の一体化を目指し、YKK株式会社(製造・開発)は、国内販売の完全子会社であるYKKファスニングプロダクツ販売株式会社(販売)を2018年7月1日付で吸収合併しました。
- 2. 「ジャパンカンパニー」の役割
- 本合併に先立ち、2018年4月1日付でYKK株式会社ファスニング事業本部に「ジャパンカンパニー」(ジャパンカンパニー プレジデント:白川 善浩)を設置しました。「ジャパンカンパニー」では、お客様の声を直接ものづくりの現場へ繋ぎ黒部独自の開発商品やサービスをより迅速に提供していきます。また、黒部でのものづくりにこだわり、グループ内の技術力を結集し、「24時間稼働モデル工場」を目指します。
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- ・製造・技術・開発に裏付けられた営業力のさらなる強化を図り、継続的なファスニングソリューションを提供してまいります。
- ・新しいものづくりに挑戦し、より一層高品質で安全・安心な商品をより早く提供することにより、お客様の商品価値向上につなげてまいります。
- ・ファスナー黒部工場はマザー工場として、製造技術基盤を強化し、ファスニング事業の量的成長を支えます。
YKK株式会社は、今回の再編を契機として、今後益々日本市場において活動の強化および日本国内の顧客満足度向上に努めてまいります。
別紙:「ジャパンカンパニー」の組織体制図および拠点一覧 (218KB)
以上