ニュースリリース

2017年4月3日 
YKK株式会社 2017年度入社式 開催

 YKK株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大谷裕明)は、2017年度新入社員の入社式を、本日9時よりYKK50ビル(富山県黒部市)にて開催しました。

<代表取締役社長 大谷
裕明からの式辞(要旨)>

 新入社員の皆さん、YKKを選んで頂き、ありがとうございます。今、日本の景気が回復基調にあるとはいえ、非常に激しい就職戦線の中、活動されたと思います。改めて入社おめでとうございます。
 
今日は新しい年度の始まりで、4月1日で社長となった私の、最初の仕事がこの入社式になります。また列席者にも、同様に新しく役員になった方がいます。新米役員と新入社員、これからもよろしく、お願いします。

 4年を一つの括りとして、中期経営計画を立てているYKKにとって、2017年度は節目の年です。本日より第5次となる中期経営計画がスタート、大きな目標の達成にむけ社員一丸となって取り組み始める、その節目に皆さんは入社されたことになります。日本経済があまり元気のない中、創業80年を過ぎたYKKは、第5
次計画の4年間で量的にも金額的にも、30~50%と大きく伸ばす成長戦略を描きます。

 このような計画を打ち立てた背景に、ファスナーを取り巻く市場環境の変化があります。これまで、YKKが得意としてきたスポーツアパレルや機能系の産業等は、今日では、成熟期を迎えています。アパレル産業に目を向ければ、ファストファッション、衣料専門店、量販店、最近ではeコマースと、非常にボリュームの大きなところが、目覚ましい勢いで成長しています。このボリュームゾーンを我々はスタンダードと位置付け、前中期となる第4次から取り組んできましたが、第5次においては更に、このスタンダードにチャレンジします。先ほどの数字は挑戦の意思表示であり、高付加価値あるいは収益性の高いセグメントに安住せず、ボリュームゾーンにも向き合います。
 
 
ものづくりとは、沢山ものを作っていく中で様々な経験、失敗もしながら品質をあげていくものです。したがって、ボリュームゾーンを軽視し、そのセグメントから逃げてしまうと、他社にいつの間にか力をつけられてしまい、我々のビジネス領域を狭めてしまいます。だからこそ、最もボリュームのある領域にチャレンジしていきます。「二兎を追うものは一兎をも得ず」という諺のように、高付加価値とボリュームゾーンの両者に向うことで中途半端になると思う人もいるかもしれませんが、私はそうは考えません。ファスニング事業では「二兎を追わねば一兎をも得ず」という気概で、新しい中期経営計画に臨みたいと思います。

 これら取り組みの根底には、YKK精神である「善の巡環 他人の利益を図らずして自らの繁栄はない」という考え方があります。世の中のあらゆる方々、特に人口が増えていくアジアの成長国市場から目を背けると、企業の成長はあり得ません。我々はメーカーである以上、"Technology Oriented Value Creation
(技術に裏付けられた価値創造)"というビジョンのもと、技術の革新と進化によって、コストを徹底的に下げ、より良いものをより安く、そしてより早くお客様に提供していく必要があります。

 最後に、新入社員の皆さんに期待することを述べたいと思います。皆さんはどのような仕事に従事しても、ステークホルダーというものを広義的に解釈し、皆さんの業務に係る全ての方々と捉えてください。そして、その人たちがどのような課題を抱え、どのような問題があるのかを抽出していく、皆さん一人ひとりの問題意識が重要です。いわゆる気づき(洞察力)、課題改善のための提案力と実行力、この3
つの力があれば、皆さんは明日からでも会社に貢献できます。関連する人たちの課題を一つずつ解決する「価値業務連鎖」は、最終的にお客さまの満足度最大化につながります。大きな貢献をしようと肩に力を入れず、日々の業務で周りの人と一緒に課題を解決していこうという姿勢で、仕事に取り組んでください。YKKには「失敗しても成功せよ」という言葉があります。私を含め、列席する役員はみな、過去に失敗をして今ここにいます。同じ失敗を何度も繰り返すのではなく、多種多様な、異なる失敗を多く経験する方が、成長度合いは早いでしょう。失敗を恐れずチャレンジしてください。皆さんが、これから思い切って仕事する中で、少々の失敗があったとしても、YKKはびくともしません。何も恐れず頑張ってください。皆さん方の、YKKでの素晴らしい社会人人生を祈念しております。

2017
年度YKK入社式  出席人数 191
内訳 YKK株式会社 184名、黒部地区関係会社  7名)

(参考)

<2017年度 新入社員数>
YKK株式会社     184名(182名)   (    )は昨年度実績
YKK AP株式会社   278名(290名)
関係会社         17名( 19名)
YKKグループ     479名(491名)

以上

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