ニュースリリース
2009年11月26日
YKK株式会社 中間連結決算のポイント
当社グループは2009年度より第3次中期経営計画(2009年度~2012年度)をスタートし、安定した収益基盤の確立に向け、「売上高営業利益率8%」を経営目標として掲げ、「売上が伸びない事業環境下でも、利益を確保する体制づくり」と「技術力の更なる強化」への取り組みを進めております。
当社グループの2010年3月期中間連結業績は、売上高は、ファスニング事業では、日米欧といった消費国側での販売が低迷したこと、建材事業では国内建材事業において厳しい市場環境の影響を受けたこともあり、グループ全体では前年同期比20.0%減の2,529億円となりました。
営業利益は、ファスニング事業、国内建材事業ともに、想定を超える売上の落ち込みに対して固定費の削減が追いつかず、前年同期比68.4%減の59億円となりました。経常利益は円高に伴う為替差損の発生もあり、前年同期比68.4%減の52億円となりました。
また本年度から建材事業の会計処理が完成工事基準から進行基準に変更となったこと等により19億円の特別利益を計上しましたが、税金等調整前中間純利益は前年同期比63.3%減の61億円、中間純利益は前年同期比96.8%減の2億円となりました。
2009年度(2010年3月期)の年間連結業績は、売上高は前期比9.9%減の5,530億円、営業利益は前期比61.7%減の93億円、経常利益は前期比37.6%減の99億円、当期純損益は10億円の当期純損失となる見込です。
2010年3月期 中間決算短信(連結)はこちらをご覧ください。
以上