ニュースリリース

2009年5月27日 
YKK株式会社 連結決算のポイント

I.YKKグループ連結業績
 YKKグループでは、2005年度より、2008年度を最終年度とする第2次中期経営計画をスタートし、グループ中期経営方針として「事業価値の更なる向上」と「ブランド価値の確立」を掲げました。当期は、その最終年度として、それぞれの事業の基盤づくりを行い、事業を推進してまいりました。
 その結果、当期連結業績は、売上高は前年同期比9%減の6,134億円、営業利益は前年同期比39%減の242億円、経常利益は前年同期比54%減の158億円と減収減益となりました。これは前期に比較して、原材料価格高騰の影響は一段落したものの、ファスニング事業においては先進諸国における消費減退、建材事業においては国内建材市場の停滞、これらに加えて為替相場の変動の影響を受けたことが主な要因となっております。
 また、国内建材事業の製造供給拠点再編に関連する費用39億円を特別損失として計上したこと、及び繰延税金資産を取り崩して法人税等調整額を401億円計上したこと等により、最終損益は427億円の当期純損失となりました。なお、当社及び一部の連結子会社は、当期の業績及び厳しい経営環境を考慮し、慎重に検討した結果、当期末において繰延税金資産を取り崩すことといたしました。

II.事業別連結業績
(ファスニング事業)
 当期のファスニング事業は、日米欧の消費国への高付加価値商品の販売強化、また、中国を中心としたアジア地域へのサービス体制の充実を図りました。売上高(セグメント間の内部売上を含む)は南米・東アジア・ASAO(アセアン・南アジア・大洋州)地域は為替変動の影響を除けば増収でありましたが、先進諸国のアジア地域への縫製移転が進み日本・北中米・EMEA(欧州・中東・アフリカ)は減収となり、前年同期比8%減の2,571億円となりました。一方、営業利益は、下期から銅、亜鉛等の原材料の高騰も落ち着いてきましたが、販売の減少が大きく為替の影響もあり、前年同期比17%減の319億円となりました。

(建材事業)
 当期の建材事業は、国内建材市場の停滞、為替変動の影響により、売上高(セグメント間の内部売上を含む)は前年同期比9%減の3,495億円となりました。一方、営業損益は、海外では堅調だったものの、国内では商品の付加価値向上、固定費の削減が急激な販売の減少を補うことができず、結果、前年同期比76億円減の20億円の営業損失となりました。

(工機事業)
 当期の工機事業は、ファスニング事業及び建材事業の設備投資が減少した結果、売上高(セグメント間の内部売上を含む)は前年同期比27%減の257億円、営業損益は前年同期比26億円減の2千万円の営業損失となりました。

 2009年度(2010年3月期)の連結業績は、今年度以上に厳しい事業環境になるという想定をしておりますが、収益改善に向けての取り組みを行うことにより、売上高が5,657億円、営業利益は256億円、経常利益は265億円、当期純利益は153億円を計画しております。

平成21年3月期 決算短信(連結)はこちらをご覧ください。

 

以上

 

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