―低価格研磨機も同時新発売―
YKK株式会社(本社:東京都千代田区、社長:吉田 忠裕、資本金106億6,746万円)はこのたび、光コネクタ用ジルコニアフェルールの寸法精度を従来よりも大幅に高めた「高精度フェルール」の開発に成功し、市場への投入を開始いたします。
光コネクタ用ジルコニアフェルールとは、中心部に光ファイバを挿入する内径125ミクロンの穴を開けた、ジルコニアセラミックス素材の円筒状の部品で、光ファイバを保持、接続するコネクタのキーパーツです。
今回開発した「高精度フェルール」の同心度は0.5ミクロン以下で、業界標準(1.0ミクロン以下)の2分の1となりました。これにより光コネクタ組立加工時に調心作業が不要となり、かつランダム接続で接続損失0.3dB以下の値が得られます。
当社は1998年よりジルコニアフェルールの生産を開始し、同心度の向上に重点をおいて技術開発を続けてきました。今回自社開発の円筒研削技術により同心度0.5ミクロン以下の量産化に成功したことにより、8月より指定に応じて受注を開始いたします。またこの開発にともなって黒部事業所(富山県黒部市)の生産設備を増設し、年内に月産200万個の体制を整える予定です。
またYKKでは、同時に光コネクタの研磨に必要な低価格卓上研磨機の販売を開始いたします。この研磨機は本体・冶具の価格を低価格に設定しただけでなく、2工程研磨による研磨工程の短縮や独自機構によって研磨コストを削減できるのが特徴です。今後はフェルールだけでなく、光コネクタ組立に必要な研磨機や研磨フィルムの供給などトータルなサービス展開を行っていく予定です。
なお、これらの新製品につきましては、来る7月16日(月)〜19日(木)に幕張メッセ国際展示場で開催されます「インターオプト2001」において発表展示いたします。
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